概要
CSSが行われたのは10/22〜10/24の3日間だが,ポスター発表は1日目の午後から始まり2日目の夕方に終わったので実質は1日半.
形式は,一つの部屋に集められた参加者が,それぞれにあてがわれたブースの前で待機して,来訪者に研究内容を説明したりデモストレーションをしたり,質疑に応じたり問題箇所を指摘されたり議論したりするというもの.
実際に行ってみて
ブースの様子は下図の通り.
ポスターでの発表数は自分含めて8つと思っていたよりも少なかった.
ポスター発表は,発表者ごとに時間が設定されている口頭発表と違い,一日中行われている.
しかし,夕方の口頭発表がない時間帯以外はあまり人が来ないので,その時間帯を除けば常にその場に留まっている必要もなく,口頭発表を見に行ったり昼食を摂取しに行ったりと席を外しても大丈夫な様子で,ほとんど休業状態のブースもあった.
もっとも,自分は昼食と御手洗いと飲料調達以外はブースに籠もっていたが,それでも基本的には気を楽にしていることが出来た.
基本的には一人ぼっちだが,2日目夕方のデモストレーションセッションになると,先生が手伝いにやって来てくれた.
もちろん発表は自分がやったが,質疑のほとんどは先生に向けられ,自分はそれを横で聞きつつメモを取ったり,次の人に研究の説明を行った.
総じて,思っていたよりも小規模で比較的ゆとりがあった.
来た人は学生や大学教授,企業人と様々で,分野も畑違いの人から専門家まで様々.
しっかりと確認したわけではないが,学生はそれほど多くなかったと思われる.
来訪者との対話時間も様々.
興味無さげに去っていく人もいれば,問題点の指摘や提案などをして貰ってそれなりに会話をした人もいる.
発表そのものについては,内容が比較的簡素だったせいか,発表時間自体は他の学生と比べて短かった,と思う.
しかし,内容が上手く伝わらずに苦労するという場面がいくつかあり,その為の質疑応答に時間を要することがあった.
また,研究内容が個人認証ということで,提案手法をデモストレーションすることが出来ればよかったのだが,直前で方向転換などがあって準備に充分な時間を割けなかったので,デモストレーション用のアプリケーションを用意することが出来なかった.
図1 ブースの様子
次回に向けて
今回行って一番目立ったのは準備不足で研究の芯を固め切れていないということであった.
なので,もし次回似た様な学会に参加することがあるならば,その辺りをしっかりと固めて臨みたい