CHI2015勉強会概要

CHI2015勉強会とは

”CHI2015”で発表された論文を一日で読破するというものである.

開催日時

2015/06/27(Sat)

開催場所

DMM.make AKIBA

開催場所

参加者

阿部貴晶,荻野貴大,宮尾隆太郎

担当セッション

阿部

Security Feedback & Warnings
ウェブシステムのセキュリティに関するフィードバックと警告についてのセッション.

荻野

Visualizing Statistics & Graphs
読んだ論文の分野は,統計とグラフの視覚化関連のセッション.私の研究分野が視覚ということもあり,興味を持って読むことができた.

宮尾

Reflecting Upon Design Reflection
本セッションの論文は,システムのデザインがどのように人に影響を与えるのか,人が使用するシステムの設計方針といった論文であった.

CHI2015勉強会に向けた準備と発表

阿部

本勉強会は、私にとって初めての学外発表であった.一つの論文を一枚の論文にまとめて短い時間で発表するための準備は難しかった.
スライドに話したい内容を箇条書きでまとめて本番はそれを読み上げて少し補足した.自分ではスライドの文量をかなり絞ったと思っていたが,本番は時間が少し足りないぐらいだった.周りをみているとキーワードだけをまとめてそれについて話をして,時間が余ったら詳しい内容を付け足して話す人のほうが上手に発表できている印象だった.

荻野

CHI2015勉強会での一論文辺りの発表時間はわずか30秒で,かつ用意するスライドは1枚であった. そのため,短い時間でわかりやすいスライドを作成するよう心がけた. 論文の肝となる部分を把握しつつ,あまり重要でない箇所を思い切って切る勇気が必要だと思った. 発表に関しては,運営から,一論文辺りの時間をオーバーしないように発表してくれとのことだったので,早め早めを意識して発表した.結果として,時間は50秒ほど余った…….

宮尾

 勉強会に向けた準備では,1論文を1枚のスライドにまとめることを行った.本番での発表時間が1論文あたり30秒しかないため,あまり多くの情報を書かず簡潔にまとめた.論文1つ1つがどのような研究を行ったか理解できるよう心掛けて作成を行った.  発表では,時間を超えないように指示をされたため,短縮できる箇所は極力省略して発表を行った.結果的には時間を意識しすぎてしまい時間が余ったしまった.また,どのような研究をして,どのような結果が得られたかということを伝えることを中心に行っていたため,結果を得る際にどのような実験を行い評価をしたのか説明することができなかった.  本勉強会を通して,スライドはもう少し情報を多くし,記載してある事項は極力説明を行わず,より評価基準といった点を説明すべきだったと感じた.

CHI2015勉強会を通して

阿部

HCIの研究の最近の流行やCHIで発表された数多くの論文の内容がどのようなものであったかを大雑把に理解することができた.しかし本当に大雑把であるので、興味がある論文があったらそれをしっかり読む必要があると感じた.私はM1の先輩である荻野さんが発表したセクション内の論文に興味があるので,これからの研究の参考にしたいと思う.
また,発表会の後には懇談会があり他大学の学生と交流することができた.私が興味がある分野はHCIと全く関係ないわけではないが少し違う分野であり,その興味ついて話しても熱心に話を聞いてくれたり,所属する大学の講義内容を交えてアドバイスをくれたりする方が居り勉強になった.

荻野

他大の学生と交流を深めることができた. とある学生さんから名刺を頂いたが,自分は持っていなかった.作ろうと思う.

宮尾

懇親会では,他大学の学生と交流することができた.どのような研究を行っているかといった事を中心に会話をしていた.自身の研究テーマを簡潔に説明する良い練習の場になったと思う.また,名刺交換が行われた際に,自身の名刺を作成していなかったため貰うだけになってしまった.これでは相手に自分のことを記憶してもらえないため名刺を作成しようと思った.
Dmm.make AKIBA
会場風景(Dmm.make AKIBA)