概要
今年のComputer Security Symposium 2015(CSS2015)は長崎県長崎市にある長崎ブリックホール、長崎新聞文化ホールの2会場で開催された。CSSとは、コンピュータセキュリティに関する理論・技術,通信プロトコル,アプリケーション,心理学・社会学的考察等の幅広いセキュリティに関する研究発表がある学会である。私は去年に引き続き2回目の発表であった。開催期間は2015年10月21日~23日の3日間であった。
発表準備・研究発表
今回で2度目の発表かつ前回の発表の続編(?)という内容であったため、前回との差異、また前回の内容を知らない方でも把握できるようにスライドの内容を意識し作成した。スライドは前日まで先生と見直し、よりよい発表、議論ができるような内容へと修正した。
私は2日目のWebセキュリティ(2)というセッションで3番目の発表であった。発表を行った会場はリハーサル室という通常であればホールを使用する演者の方が練習等を行うような会場であり、会場の広さはそこそこあるが、奥まった場所にあった。発表が少し余ってしまう状況ではあったが、質疑応答の時間で質問が途切れることはなかった。
CSS×2.0・懇親会
本学会は、お酒や食事等が提供されるセッションが2つある。それがCSS×2.0と懇親会である。CSS×2.0はライトニングトークを行うセッションであり、研究にかかわる硬い内容からそれ以外の柔らかい内容まで多岐にわたった発表がある。ライトニングトークは学生から社会人まで誰でも発表でき(事前申し込みが必要)、それぞれ楽しいトークであった。
懇親会は、ホテルでの立食パーティという形で行われた。CSS×2.0とは異なり、参加者どうしが交流を深める場として提供されている。懇親会では業界の方とお話しすることができる良い機会となるので、学生のうちから積極的に挨拶しに行くのも良いと思う。
長崎ブリックホール
CSSで提供された角煮まん