可視化合宿 概要

可視化合宿とは

可視化合宿では、他大学と合同で可視化に関するポスター発表をし合う。そこで、互いの研究について議論し合い、研究について意見を交わす。
今年は、東大・東工・筑波・お茶女・法政・慶應・電通の学生が集った。

開催日時

2015/09/14,15(Mon,Tue)

開催場所

八王子セミナーハウス

参加者

望月翔太,荻野貴大

可視化合宿に向けた準備

望月

今年は2回目の参加であったため、ポスター制作では前年度との違いを意識した。ポスター発表では、参加者と議論ができることが重要であるため、ポスターとして見やすい配置、また研究内容について議論ができるための情報を与える内容を盛り込む等を工夫した。

荻野

可視化合宿に向けた準備として、主にポスター制作であった。自分の研究についてポスターを制作するのは初めてであったため、何から手を付けてよいか、最初戸惑った。
ポスター制作にあたり、記載する材料自体はあったため、あとはそれをどういう順番で、どのように提示すればわかりやすいポスターになるか、吟味を重ねた。 その後、ポスターとして見やすい出来になるよう、デザインについても試行錯誤し、なんとか完成までこぎつけた。

可視化合宿 ポスター発表

望月

ポスター発表は、全5セッションにわかれ、1セッション90分の発表であった。私は2回目の参加であることもあり、緊張はそれほどなく落ち着いた気持ちで発表に臨むことができた。
ポスター発表中、現在の可視化の利点や問題点を説明しつつ、相手の反応を見て説明の粒度を変えることで理解のしやすさを図った。ポスター発表では、質疑応答の時間がとられているわけではないため、逐次質問が投げかけられる。説明する上で相手が理解できなかった点、疑問に思った点を随時気付けることができるのは良かった。そして、私自身も答えを持ち合わせていない点について質問者と意見を交わすことのでき、充実したポスター発表となった。

荻野

今回の可視化合宿は、自分の研究について対外発表をする初めての場であった。 加えて、自分のポスター発表は最初のポスターセッションであったため、可視化合宿でのポスター発表の空気感(?)もわからずに、本番に臨むこととなった。
ポスター発表では、多数の質問を受けた。 具体的には、なぜその視覚手法にしたのか・誤検知が多数出るのでは?などの質問であった。 予め想定質問としていくつか考えていたものもあったが、そうでないものもあった。
(打ちのめされつつも、なんとか耐えていた……)
他人のポスター発表に対しては、なるべく質問をすることを心がけた。 「ここで述べられていることはデータとして根拠があることなのか?」「こういうことができたらもっといいのではと思うが、その辺は考えているのか?」など質問して回った。 単純に、視覚化の最先端の研究に触れることができたのはいい機会だったと思う。特に、多次元データを取り扱っている研究は関心があったので、それに関しての知識を得ることができたのは大きな収穫である。

可視化合宿を通して

望月

 このような発表の場では、私自身が考えてもいなかった角度からの質問があったりするため、新しい視点で研究の課題を見つけられる良い機会である。今後もこのような場があったら積極的に参加していきたいと思う。

荻野

可視化合宿の大枠の目的としては、切磋琢磨し合うということなのだと実感した2日間であった。 正直、自分の研究発表だけで一杯一杯になってしまったが、もう少し交流に重点を置けたらと思う。
来年もあれば、是非参加したい。
望月翔太(大学セミナーハウス)
望月翔太
(大学セミナーハウス)
荻野貴大 (ポスター発表)
荻野貴大
(ポスター発表)