概要

 インタラクション2015が行われたのは3/5〜3/7の3日間.インタラクティブ発表は,日ごとに発表者が入れ替わり,自分は2日目に発表を行った.
 形式は,一つの部屋に集められた参加者が,それぞれにあてがわれたブースの前で待機して,来訪者に研究内容を説明したりデモストレーションをしたり,質疑に応じたり問題箇所を指摘されたり議論したりするというもの.

実際に行ってみて

 ブースの様子は下図の通り.Android端末の画面をChromeCastを使って出力するためにディスプレイを持ち込んだ.ただし,会場で用意された無線LANはChromeCastを接続するためには使えなかったため,先生が用意してくれたアクセスポイントを利用した.また,コンセントは2つしか用意されないので,3つ以上使いたい場合はタップを持ち込む必要がある.
 ブース数はは各日とも70程度であった.
 インタラクションのプログラムは,登壇発表・インタラクティブ概要発表・インタラクティブ発表の3つに分かれており,インタラクティブ発表は13:00〜15:10の130分間行われた.  インタラクティブ概要発表は,インタラクティブ発表の直前の午前中に行われ,各発表者が1枚スライドと共に発表内容の概要を30秒で説明するというもの.いうなれば自分の発表の宣伝を行う場である.
 インタラクティブ発表では,基本的にシステムのデモをしながら来場者に説明するという形式を採った. そのため,ポスターは補足に使うにとどまることが多く,メインで使うことはほとんどなかった.
 来場者は日本人だけではなく外国人もおり,英語でやり取りする場面もあった(自分は対応できなかったため先生に丸投げしてしまったが).
 システムのデモを見て去っていく人もいれば,細かい話を訊いてきたり,問題点の指摘やアドバイスをしてくれる人もいた. ただし,回転が割りと早く,対応を次々していったため,言われたことをメモする時間を取りづらいという印象であった.なのでボイスレコーダーなどで録音してしまうと楽でいいのかもしれない.
 全体的な感想としては,CSSの時よりも辛くなかった.  2回目の発表で慣れたせいなのか,それとも対応に忙しくてそれどころではなかったからなのかは分からないが.
図1 ブースの様子