CSS2017 概要

コンピュータセキュリティシンポジウム2017(CSS2017)とは

コンピュータセキュリティシンポジウム2017(CSS2017)とは、情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会主催による国内のコンピュータセキュリティに関する学会である。本年度のCSS2017は山形で開催された

開催日時

2016/10/23,24,25(Mon.,Tue.,Wed.)

開催場所

山形国際ホテル

参加者

服部夢二, 皆川諒, 村上秀史, 山岸伶

コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)2017準備

服部

CSSの当日までにポスター制作のほか,システムデモの公開,配布資料の作成を行った.配布資料は自宅のプリンターで両面カラー印刷で作成していたが,家にあった用紙が思っていた以上に安物だったため,若干裏がすけてしまっていた.当日用紙をもらっていただいた方々に申し訳ないと思いつつ,次回以降の反省にしたい.

皆川

口頭発表だったので、スライド作成が主な準備でした。15分という短い時間に研究内容をまとめる必要があったため、発表練習を重ねながら内容を精査していきました。最終的に、重要度の低い部分や話の枝葉になりそうな部分は、5, 6枚程度の補足資料として用意しました。(結果的に使いませんでしたが、用意すると自分の研究が頭の中で整理されてよかったと思います)

村上

ポスター発表者として参加していたため,ポスター作成が主な作業だった.また,ポスターの内容を充実させるために実験を行ってデータを収集した.学会でのポスター発表の経験がなかったため,聴衆の求めているものがわからず,ポスターデザインには悩むことが多かった.

山岸

今年は口頭発表での参加だったため、論文の執筆とスライドの作成を行った。卒業論文以外の初めての論文執筆であったため、何度も書き直して修正をした。8ページ以内で簡潔に内容をまとめるのに苦戦した。また、スライド作成と発表練習にも時間をかけて取り組んだ。発表練習は十分に行ったつもりであったが、本番では練習不足を感じたので、次回はさらに練習時間を増やして本番に臨みたい。

コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)2017 ポスター発表

本研究室から、今年は2名が各々自身の研究についてのポスター発表をした。

服部

これまで私はポスター発表はおろか,学外の学術イベントに参加すること自体が初めてだった.そのため初日は場に気圧されて説明もたどたどしくなってしまった.しかし,二日目(デモ発表最終日)には聴衆の知識レベルもおおよそ想定してスムーズな説明ができたと感じている.他のデモブースを観察している中で,デモReadyの端末を机の上に並べておく方式は参考になった.弊研究室においてデモ作成はほぼ必須のため,この方式は今後も研究室で取り入れていきたい.

村上

発表練習は特に行わなかったが,話しながら慣れていくこともあり問題はなかった.聴衆からの質問or意見では,実験結果のデータが不足しているという指摘を多く受けた.

コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)2017 口頭発表

本研究室から、今年は2名が各々自身の研究についての口頭発表をした。

皆川

今年から始まったUWSのセッション内で発表。質疑応答には約5分の時間が設けられていたが、途切れることなく質問が飛んできて非常に盛り上がっていた(?)と思いました。

山岸

本番は緊張しすぎて、スムーズに発表することができずに、練習の成果が発揮できなかったのが残念だ。しかし、時間管理についてはうまくできていたと感じる。また、発表後の質問についてはうまく返すことができなかった。今後は発表自体の練習の他にも、質問返しの練習も行いたい。

コンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)2017を通して

服部

いずれ新たなサービスに直結するような技術の発表がとても印象的だった.今回自分はポスター発表だったため,近いうちに今の研究の本実験を行い口頭発表にも挑戦できるように精進したいと思う.

皆川

自分の研究内容を初めて口頭発表形式で発表しました。論文の構成は何度も話し合い、その都度修正を繰り返したため骨が折れましたが、今回発表した内容で「コンセプト論文賞」をいただくことができ、非常に喜ばしい限りです。また、昨年参加したMWS Cupは無念の最下位でしたが、今年度はチーム一丸となって努力し、なんと「優勝」というかたちで雪辱を果たすことができました。来年参加する後輩たちも、ぜひ精進してもらいたい。

村上

締切に追い詰められなければ研究できない人には学会参加をオススメする.正直に言えば準備が忙しく学会に参加したことを後悔した日もあったが,研究のアイデアを整理したり,実験を行う良い機会であったこともまた事実である.実験の結果を気にする人が想像以上に多かった.それだけ自分の研究に興味を持ってくれている(?)のだと受け止めて,今後はしっかりとデータを用意していきたい.

山岸

多くの方々の発表を聞くことができて、非常に勉強になった。特に、Ur先生の特別公演は、研究分野が近いこともあり、とてもいい刺激を受けた。以前からいくつかの論文を読ませていただいていたが、どういうモチベーションでそれらの論文を執筆されていたのかが聞けて勉強になった。論文については「学生論文賞」をいただくことができ、今後も研究に真摯に取り組もうという励みになった。MWS Cupについても、最下位だった昨年の反省を活かして、優勝することができた。来年も是非出場したい。
蕎麦
山形の蕎麦
皆川の発表
皆川の発表
山形牛
山形牛