Interaction2020 概要

【インタラクション2020とは】

インタラクションとは、ヒューマンインタラクションを中心としたコンピュータサイエンス分野の学会である。

【開催日時】

2020/03/09(Mon)~03/11(Wed)

【開催場所】

コロナウィルスの影響によりオンライン開催

【参加者】

吉田光宏

Interaction2020準備

元々はポスターを印刷し会場に持ち込む予定だった.しかし、オンライン開催となりポスターでの説明は困難であると考えたため,スライドによる説明に変更. 説明用スライドに関しては,操作動画も用意し聴講者にシステムを理解してもらえるよう努めた.

Interaction2020 ポスター発表

オンラインでの発表ということで戸惑う部分が多々あった.画面をどのように用いたら聴講者は嬉しいかを考え,画面の半分をスライド,もう半分をシステムの操作動画にした. また,今回はプレミアム発表枠での発表であったため審査員の方たちによる巡回審査があったが,2分での説明と3分の議論を求められたため, 短時間で自分の研究を理解してもらい,システムを分かってもらうことがかなり困難だった. それ以外の発表ではスライドと動画を用いて説明をしていたが,自分の研究やシステムを分かってもらえたかは正直微妙であった. 発表練習不足が大きな反省点である.

Interaction2020を通して

分野外の研究者が多く参加しているため,セキュリティの分野とは異なる角度からの意見・コメントをもらうことができ,得るものは大きかったと感じている. また他の発表についても,普段は知ることのない研究の発表を聞くことができ面白かった. 最も感じたことは実験の重要さであった. セキュリティ関係の学会では人を相手にした実験を行う研究は少なく感じるが,インタラクションでは多くの研究が人を相手にして実験を行っており,どんな実験を行ったのかとても興味深かった. 私たちの研究室でもユーザブルセキュリティをテーマとして人を相手に実験を行うことが多いので,参考になる部分が多々あると感じた. 今後,自分の研究でも実験を行い,次回の発表では口頭発表を行えるように頑張りたい.