CHI2018勉強会概要

CHI2018勉強会とは

The ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systemsの論文を1日で読破する会である(url)

開催日時

2018/06/23(Sun)

開催場所

明治大学中野キャンパス

参加者

大石,大坪,吉田(計3名)

担当セッション

大石

Understanding through Visualization 1
ユーザの理解を理解を助けるための可視化システムに関する研究

大坪

Streaming & Sharing
技術革新による人と人をつなぐシステムに関する研究

吉田

Privacy Behaviours
プライバシーに関する人々の行動について研究

CHI2018勉強会の感想

大石

昨年に続き,今年もCHI勉強会に参加したが,本年も非常に興味深い多数の論文を探すことができたため,実りある時間を過ごせた.今年は昨年の反省を活かし,提供されている日本語のまとめや論文名,論文へのリンクを記したメモ用のフォーマットを準備して臨んだ.そのため,600本という膨大な数の論文に関する発表があったにもかかわらず,関心がある論文の選別やメモがスムーズにできた.また反省点としては,発表時に早口になってしまい,伝わりづらい発表をしてしまったことである.原因としては,限られた時間の中で主張するべき点は何かを考慮して発表を行ったものの,まとめきれなかったことが挙げられる.

大坪

発表を振り返ってみると、30秒という時間を強調していたので時間延長のないように、読み飛ばしや早口で発表し調整した。しかし印象に残った発表は大事な所だけでもゆっくりと話していたものだった。論文をただ30秒に全体からバランスよくまとめた内容より、手法・評価などこの論文の伝えるべき点を絞るような工夫が必要だと感じた。発表スライドにも個性があり参考になった。勉強会自体は初めてで、多くの論文をさらっと1日で聴けていつもなら探さない分野から興味のある論文を見つけられるいい機会で学びのある体験だった。

吉田

初めて授業ではなく公式の場での発表をしたが、思ったよりもかなり緊張したというのが一番の感想である。日本語での発表なので発表練習をしなくても大丈夫だと思って本番に臨んだが、実際に壇上に立つと話すことが上手くまとめられず、思うように発表出来なかった。なので、発表練習の重要性を知るいい機会となった。この勉強会は、自分の専門分野とは関係のない論文に触れることで、普段あまり関わらない分野のことを知ることができたり、それによって自分の分野に何か活かせるものを見つけられる絶好の場であると感じた。それだけでなく、上手な発表の仕方や見やすいスライドの作り方なども参考にできるなど、色々なメリットがあるので、今回参加できて良かったと感じた。