CHI2017勉強会概要

CHI2017勉強会とは

The ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systemsの論文を1日で読破する会である(url)

開催日時

2017/06/25(Sun)

開催場所

ヤフー株式会社

参加者

井上,山岸,大石(計3名)

担当セッション

井上

Understaindng Data Visualization
ユーザ向けの視覚化システムに関する研究

山岸

Privacy - Social and Geolocated
個人認証・ログインシール・個人情報の利用に関する研究.

大石

Big Data Intelligent Visualization Systems
ビックデータの可視化を行う研究。

CHI2017勉強会の感想

井上

発表時間は1論文あたり30秒という制限があったため,あらかじめ原稿を作り,時間を測りながら通しで練習をして本番に臨んだ. そのおかげもあって本番では特に緊張することもなく発表を終えることができた. ただ自分の発表は論文の内容をまとめただけのものなっていたので, 過去の論文と比較したりや論文に対して自分の意見を入れるといった工夫を入れるとさらに良い発表になったと思う. 約600本の論文の説明を聞くのは大変であったが,普段ほとんどの知ることのない自分の研究分野と関わりの薄い分野の 論文の内容を聞くことができてとても良かった.

山岸

自分の発表に関しては,限られた時間の中でその論文の重要なポイントを要約して説明するのに苦労した. 発表後に自分の発表に対するツイートを見たら,数人の人が論文の内容について意見をしていて,概要が伝わっていて良かった. また,CHI勉強会では多くの発表があり,普段自分が聞けない分野の論文の概要も聞くことができとても興味深かった. その中でも評価の仕方などは自分の研究にも活かせるので参考にしたい. スライドや発表の参考の仕方といった内容以外の面でも参考になる部分があり,得るものの多い勉強会であった.

大石

全体についてだが、発表時間が30秒という非常に短い時間なのでメモを取ることもままならなかった。事前にメモのフォーマットを作っておくなどの工夫が必要だと感じた。また30秒程度では概要を話すのが精一杯だと思っていたが、評価の内容を長めに話すなどの工夫をしている人が多くいた。自分の発表についてだが、その論文で本当に伝えたい内容は何かを考えながら、発表原稿を作って十分に練習したつもりだったが、本番では緊張のせいか、伝えたい内容を読み飛ばす、早口になり時間を余らせてしまうなどをしてしまい散々な結果に終わってしまった。慣れが必要だと思うので、今後も登壇する機会を作っていきたい。