開催概要
MWS Cup とは、チームでマルウェアや攻撃に関する課題に取り組み、その解析結果を競う大会である。
事前課題と当日課題があり、当日課題では静的解析、表層解析、DFIR が出題された。
2023 年はオンラインと現地会場(アクロス福岡)でのハイブリッド開催となった。
当日課題得点推移(DFIR・静的解析のみ、表層解析を除く)
結果
- 総合順位:第1位

- ハッカソン課題順位:第1位

- 静的解析順位:第2位
- 表層解析順位:第2位
- DFIR順位:第1位

振り返り
山本
ハッカソン課題について
アイデア出しは7月頃から始まり、いくつかのアイデアに取り組んでから作品のテーマが確定した。
先輩方の昨年の反省を経たアイデアとなっており、作品完了までかなりの時間を費やし、結果として優勝できた。
自分は動画作成がメインとなり、技術的な貢献があまりできなかったのが残念だった。来年までスキルアップに努めたい。
当日課題について
自分は DFIR を担当した。
優秀な先輩や同期に支えられる形となり、結果としては優勝できたが、個人的には不満が残ることになった。
来年以降は指示されたことに取り組む以外にも、自分から怪しい点をもっと指摘できるように知識を増やしたい
MWSCup全体を通して
上述の通り、結果としてはどれも素晴らしいものとなったが、自身の技術・知識不足を強く認識する機会となった。
この経験を無駄にせず、普段からの研究活動やスキルアップに活かしたい。
最後に、チームメンバーや協力していただいた皆様に感謝申し上げます。